限られたスペースであるキッチンを隙間まで無駄なく使うというのはひとつの方法だと思います。また、サイドカウンターなどを置いて調理台を増やすことは料理をストレスなく手早く作るには有効でしょう。
ただし、デッドスペースを埋めるだけで満足してはいけません。収納家具である以上、全体をよく見て、何を収めれば使いやすいかということもしっかりと見極めたいところです。
キッチン用すき間家具・ワゴン
無印良品/PPストッカーキャスター付き
無印良品の「ポリプロピレンストッカーキャスター付き」は幅18×奥行40cmの1サイズであるものの、引出しの深さにバリエーションがあり、引出しを追加することもできます。
幅29×奥行41.5cmの「ポリプロピレン組立式ワゴン・キャスター付・3段」というのもあります。
山崎実業/ハンドル付きスリムワゴン
山崎実業の「ハンドル付きスリムワゴンtower(タワー)」はスチール製のスリムワゴンです。昔から同様のワゴンはありますが、towerシリーズはシンプル&スタイリッシュで良いですよね。
最下段は2リットルのペットボトルでも入るサイズです。ブラック色もあります。
フジイ/スリムすきまくん
フジイの「スリムすきまくん」は幅15~45cmまでサイズオーダーできて、本体14色、取っ手5色、引出しか扉かも選べます。さらに、ハイタイプもあります。イージーオーダーでここまでできてこの値段は安いです。
しかも国産。引出しは箱組み(四方囲い)構造で丈夫、フルスライドレール採用。妥協がありません。
ドウシシャ/ルミナス・スリム
以前は食洗機専用のいわゆるメタルラックのようなものがいくつかあったんですが、最近は見かけなくなりました。ドウシシャの「ルミナスラック」ならクリアコーティング(防錆加工)で食洗機の蒸気にさらされても安心。サイズやオプションパーツが豊富で使い勝手に合わせてカスタマイズしやすいです。
上写真のスリムシリーズ(ポール径25mm)はレギュラーシリーズよりも耐荷重を抑えたお手頃モデル。オプションパーツはレギュラーシリーズと共通化されています。
ドウシシャ/幅が伸縮できる隙間収納ラック
すき間家具は一般的に5cm単位が多いです。そのため、完全にすき間を埋めるのは難しいと言えます。その点、ドウシシャの「幅が伸縮できる隙間収納ラック」ならSサイズが16~22.5cm、Lサイズが26~40.5cmに伸縮可能。無駄がありません。
ただし、そういう構造なのでグラつきは生じると思います。すき間に収めているから問題ないと割り切る必要があります。
ベルメゾン/オープン棚付きすき間ラック
ベルメゾンの「オープン棚付きすき間ラック」は上半分はサイドから出し入れ、しかも下段引出にはペットボトルが入ります。引出の作りは安っぽいですが。幅4タイプ、奥行2タイプあって選びやすいのが良いですね。
ベルメゾン/キッチン隙間収納ワゴン
ベルメゾンの「キッチン隙間収納ワゴン」は正面からも側面からも収納物に手が届きます。しかも、前後にスムーズに動かしやすい一輪キャスター付きなので、すき間にモノを落としても安心です。
幅2サイズ。ロータイプもあります。
ベルメゾン/ダストペール上ラック
ベルメゾンの「ダストペール上ラック」はゴミ箱の上のスペースを作業台にするシンプルな構造です。実際のところ、これで十分なのよという方も多いのでは?ゴミ箱の使いやすさを優先できるのが良いと思います。
リス/スタンドダストボックス5P
すき間にとことん分別ゴミを収めてしまうというのもひとつの手です。こちらは無印良品のポリプロピレン収納引出式を作っているリスの「スタンドダストボックス5P」。オシャレっぽいですね。
以上、キッチン用すき間家具&ワゴンを9アイテム紹介しました。キッチン用と言っても、洗面脱衣所での使用もOKです。
なお、すき間家具やワゴンを置く以外に、壁や横の家具の側面にフックや棚を設けることで活用することも可能です。冷蔵庫の側面に山崎実業の「マグネットキッチン棚tower」を取り付けるというのもひとつの方法だと思いますよ。
コメント