高級カラーボックスとして大ヒット!ニトリ「Nクリック・ボックス」

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カラーボックスと言えば、手軽な収納家具の代名詞的存在です。価格は1,000円程度からと手頃で、組み立てが簡単。縦にも横にも使え、カスタムベースとして様々にアレンジして使うこともできます。

しかし実際のところ、カラーボックスですら組み立てるのが苦手だという方も一定数いらっしゃいます。私がクライアント宅にお邪魔してそう言われることも少なくありませんでしたし、ネットショップでも組み立て済みのカラーボックスを用意したらよく売れたという話も聞きます。

ニトリの「Nクリック・ボックス」はそんなユーザーのニーズを拾うことでヒットしました。

※この記事は2019年4月19日時点の情報に基づいています(2023年11月5日一部更新)

 

ニトリ/Nクリック・ボックス

ラインナップ

奥行約30cm
商品名 サイズ(mm) 税込価格
レギュラー2段 425×298×837 2,990円
ワイド2段 616×298×837 3,990円
レギュラー3段 425×298×1247 4,990円
ワイド3段 616×298×1247 5,990円
書棚レギュラー5段(2+3段) 425×298×2084 7,980円
書棚ワイド5段(2+3段) 616×298×2084 9,980円
ローボード(3段+棚板+脚等) 1247×298×425 8,185円
デスク(2段×2+天板) 1200×425×855 8,970円
棚板レギュラー 394×280×15 799円
棚板ワイド 585×280×15 999円
天板レギュラー 1200×425×18 2,990円
奥行約40cm(ディープ)
商品名 サイズ(mm) 税込価格
レギュラー2段 303×394×593 2,990円
ワイド2段 591×394×593 3,990円
レギュラー3段 303×394×881 4,990円
ワイド3段 591×394×881 5,990円
レギュラー4段 303×394×1169 5,990円
ワイド4段 591×394×1169 6,990円
TVボード(4段+3段+棚板+脚等) 1472×394×943 15,065円
ワードローブ ワイド(ワイド2段+4段等) 1182×394×1762 23,558円
棚板レギュラー 394×280×15 899円
棚板ワイド 585×280×15 1,190円
レギュラー用ハンガーポール 265×20×20 599円
ワイド用ハンガーポール 550×20×20 799円
共通パーツ
商品名 サイズ(mm) 税込価格
脚4個入 60×60×62 999円
キャスター4個入
補強脚 47×60×62 299円
補強キャスター 40×60×62
ジョイントパーツ2個入り 40×15×20 249円

※価格および仕様は2023/11/05現在、ニトリネット

「Nクリック・ボックス」には現在、標準の奥行約30cmタイプのほか、奥行約40cmのディープもあります。基本的には本などを収納するなら標準タイプ、オモチャや雑貨などを収納するならディープを選ぶのが良いでしょう。

Nクリックシリーズには現在、ボックスの他にシェルフ、チェスト、ローボード、デスクがあります。組み立て方や材質、カラーバリエーションが共通なので、シリーズで揃えてみるのも良いかもしれません。

カラーバリエーションは本体はホワイトウォッシュ、ライトブラウン、ミドルブラウンの3色、脚などはホワイトとブラックの2色です。

スリースパイン技術採用で組み立て簡単

ニトリのNクリックシリーズには、スウェーデンのバーリンゲ・イノベーション社が持つ「スリースパイン」という特許技術が採用されています。そのため、ドライバーを使ってネジで接合するのが苦手な人でも、カチッとハメるだけでOK。とても簡単に組み立てられます。

それだけでなく、ニトリの「カラボ」よりも頑丈でまったくグラつきがありません。ただし、同じNクリックシリーズでも「Nクリック・シェルフ」は背板が少ないためかグラつきます。

ネジを使わないので見た目が美しい

ネジが不要ということは別のメリットももたらします。それはネジの頭が見えないので美しいということです。

加えて、1,000円程度で販売されているカラーボックスよりも質感の良いプリント紙が使われているので、カラーボックス特有の安っぽさがありません。また、背面も化粧されている(=プリント紙を貼っている)ので、見た目がキレイなうえにホコリが付きにくいというメリットもあります。間仕切りとしても使えます。

可動棚なのに縦横自在に使える

最近は可動棚を採用したカラーボックスが普及していますが、横置きでは使えない、もしくは普通にネジで棚板を固定する必要があるものがほとんどです。

「Nクリック・ボックス」は可動棚を採用しているのでモノの大きさに合わせて効率良く収納できるのはもちろん、横置きでも使用可能です。上写真のように棚板をカチッとハメる構造のため、横向きに置いても棚板は固定されているからです。

グリッドシェルフ風でA4ファイルにも対応

「Nクリック・ボックス」は一般的なカラーボックスとちょっと違うサイズになっています。上写真のような位置に棚板をセットすれば、正方形が連なったグリッドシェルフのような感じで見た目がキレイ。それだけでなく、レギュラータイプは縦置き、横置きいずれでも、A4ファイルを収められるサイズです。

ワイドタイプも別売の棚板を組み合わせれば、横置きでもA4ファイルを収納した上の空間を活用することができます。

ちなみに、奥行約30cmのレギュラータイプの幅や奥行は従来のカラボとほぼ同じなので、「Nインボックス」などのカラーボックス用インナーケースを使うことができます。

別売りの脚などでカスタマイズ可能

スチール脚やキャスターを取り付てカスタマイズすることもできます。カラーボックスにしては質感が良いので、脚などを取り付ければ「おねだん以上」の見栄えがすること間違いなしでしょう。

なお、横置きで使用する場合は補助脚もしくは補助キャスターが必要です。脚またはキャスター4つに加えて、2段は1つ、3段は2つ取り付ける必要があります。

 

以上の通り、「Nクリック・ボックス」は組み立てが簡単なだけでなく、見た目が美しく、しかも頑丈。価格は奥行約30cmのレギュラー3段(4,990円)の場合、ニトリのカラボ3段(1,490円~)の3倍以上もするわけですが、その価値は十分あると思います。

従来のカラーボックスは価格が手頃なことが支持されてヒットしましたが、「Nクリック・ボックス」は高級カラーボックスとしてこれからもっと売れていくのではないでしょうか。

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